生芋こんにゃくと普通のこんにゃくの違い

「スーパーで良く見かける生芋こんにゃくって少し高いけど何が違うんだろう」、って思った方は

いませんか。私と同じですね。私も値段が高いので良いほうのこんにゃくぐらいにしか思っていま

せんでした。(^^ゞそんな方のために生芋こんにゃくと普通のこんにゃくの違いについてです。


生芋を原料として作られた物が生芋こんにゃく、こんにゃく粉を原料として作られた物が通常のこ

んにゃくです。色は、普通のこんにゃくは黒色ですが、生芋こんにゃくは薄い茶色をしています。

これは、こんにゃく粉から造られる普通のこんにゃくと、生芋から直接加工される生芋こんにゃく

の違いによります。普通のこんにゃくは、こんにゃく芋を粉に加工したものに、海藻などの粉末を

入れて作られます。これと異なり、生芋こんにゃくは、生のこんにゃく芋を仕入れて、すり潰し、

そのまま製品に直接加工を行います。生の芋を直接加工することにより、こんにゃく本来の風味

が活かされており、凝固剤(水酸化Ca)も普通のこんにゃくよりは少なくてすみます。こんにゃく

粉は長期間保存でき、いつでも同じ品質のものができるというメリットがあり、工業生産には向い

ています。 一方、手作りの生芋こんにゃくは非常に美味しいのですが、安定した品質のものを

一年中生産するのはとても難しい物になります。スーパーで良く売られている生芋こんにゃくに

は「こんにゃく粉配合」と記載している物があります。手間とコストの問題、品質安定の必要性、

同業者との価格競争の中でこんにゃく粉を混ぜるようになったようです。


生芋を100%使った生芋こんにゃくは、市販の生芋こんにゃく(こんにゃく粉を配合した物)より

美味しいと思います。機会があれば、ぜひ食べてみてください。


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