賞味期限の記載がない食品たち

賞味期限の表示対象となっているのは、加工食品と生鮮食品、食品添加物などです。
適切に保存された状態であれば長期保存ができるようなものが表示義務がないようです。

野菜や果物 野菜や果物は生鮮食品に含まれますが、パックの肉や魚とは違い、表示義務はありません。
果物が賞味期限の表示を免除されているのは、劣化具合を見た目で判断しやすいなどの理由によります。
カット野菜やカットフルーツなど加工商品になるものは期限の記載がされています。

野菜や果物と同じ農産物の扱いで、賞味期限の表示義務がありません。

アイスクリーム アイスクリームは??-18度以下の冷凍保存が基本であるため、温度管理が適切であれば長期保存が可能なため。
最近では一部のメーカーさんが賞味期限の表示をされています。

ガム ガムの多くには水分がほとんど含まれないため、品質劣化が、賞味期限を表記する義務ありません。
一部のメーカーによっては自主的に記載がある場合があります。
特定保健用食品の場合はガムであっても賞味期限を表記する義務があります。
そのため特定保健用食品のキシリトールガムやリカルデントガムなどには賞味期限が記載されています。

砂糖や塩・食塩 JAS法で砂糖は賞味期限の表示を省略できる食品に指定されています。砂糖は結晶構造が安定している上に、水分を吸収する作用があるためバクテリアや細菌が繁殖しにくいという性質があります。そのため、長期間にわたり品質を保つことができるというわけです。

氷に賞味期限がない理由は、氷自体が非常に低温であることから、微生物の繁殖が実質不可能なためです

日本酒 アルコールの殺菌作用で長期保存が可能なためです。
日本酒は美味しく飲める期間があり、製造後6ヵ月~1年程度とされています。

蒸留酒 ウイスキー、焼酎、ブランデー、泡盛などは、アルコールの殺菌作用で長期保存が可能なためです。

梅干し うめぼしを作るときは梅の重量の20%程度の塩を入れているため、常温保存しても腐ることがありません。
減塩タイプの梅干しは賞味期限の記載があります。
最近スーパーで見かける梅干しはほとんど記載してあるように思います。

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