昆布の種類

昆布っていろんな種類がありますがどれがいいのか、

また、どれを使えばいいのか迷ったことはありませんか。

私はすごくあります。

皆さんにも今回の記事を参考にしていただければと思います。



昆布の選び方

よく乾燥していて肉厚で、香りがよく、 緑褐色の艶やかな物がいいでしょう。

昆布の表面の白い粉は、汚れやカビではなく、マンニットという甘味のある炭水化物の一種です。

使用する時は固く絞った塗れ布巾で表面をふく程度にしましょう。


昆布の種類

同じ種類でも、採れた場所によって厳格に格付けされているのが昆布なのです。

浜のもつ独特な地質や潮の流れなど、昆布の育つ環境の微妙な違いが品質に差をつけるのです。

また、採れた時期や海の深さによっても品質が多少変わってきます。



真昆布

  最も代表的な良質の昆布。肉厚があり幅も広くこんぶの最高級品。

 上品な甘味をもち、清澄なだしがとれます。

  高級出し昆布として利用され、他にも塩昆布やおぼろ・とろろ昆布などの加工品に適しています。



利尻昆布

 甘みもあり、真昆布に比べ、塩味があり硬い感じがします。

 味が濃く香りも高い透明な澄んだ出しがとれます。

 主に出し昆布として利用されており、特に京都の懐石料理には好んで使用されています。

 肉質が 硬く削っても変色変質しないため高級おぼろ・とろろ昆布としても最適です。



羅臼昆布

 だし汁がにごるという特徴がありますが、香りがよくやわらかく

 黄色味を帯びた濃厚でこくのあるだしがとれます。

 主に出し昆布として利用されます。他に、昆布茶、酢昆布などにも加工されています。



日高昆布

 三石昆布とも呼ばれます。柔らかく煮えやすいのが特徴です

 煮えやすく、味も良いので煮昆布・昆布巻や出し昆布などいろいろな惣菜に利用されます。



長昆布

 細長い昆布で最も生産量が多く、大衆的な加工材料です。

 佃煮昆布、おでん昆布、煮昆布、昆布巻などの加工用として利用されます。
 


布細目昆

 1年生昆布で切り口が白く、細目の葉形で粘りが強い昆布。

 普通満1年目の終わりごろ、流失するので、1 年目の夏に採取します。

 出し用としてはあまり適さず、粘りがあるため、

 とろろ・おぼろ昆布として利用される他、塩昆布・佃煮昆布などに利用される。


がごめ昆布

  藻体表面にかごの目に似た凹凸があります。粘りが強いのが特徴。

 とろろ・おぼろ昆布や、納豆昆布、松前漬などの原料に利用されます。




だし昆布 羅臼昆布2等 黒奔り 100g 平成21年・22年産



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする