植物油の種類についての2回目です。
ごま油
リグナンと呼ばれる天然の酸化防止成分を含んでいるので、酸化しにくい油の一つです。
昔から美容と健康の素といわれています。 ごまの種子を焙煎してから搾ったタイプのごま油は香ばしい
風味が特長で中国料理や天ぷらなどの香りを楽しむ料理に欠かせません。
また、焙煎しない透明タイプのごま油もあります。
オリーブオイル
オリーブの果実を搾った油です。特有の香りとうまみがあり、ヨーロッパでは古来最高級の油として
尊ばれています。地中海料理やシーフードサラダ、マリネなどの食用に使われるほか、化粧品、医療品
などにも用いられます。
グレープシードオイル
ぶどうの種子からとれる淡黄・淡緑の油で、リノール酸を多く含みます。
まろやかな風味を持ち、ドレッシングなど生食に適します。
ひまわり油
クセのない淡泊な風味が特長です。
サラダ油として、ドレッシングやマリネなどの生食用によく使われます。
その他にも原料によっていろいろな油の種類がありますが、一般的によく目にするのは
こんなところでしょうか?
調理方法によって油を使い分けると、より料理が楽しくなるかもしれませんね。