料理酒と清酒の違い

スーパーで売られている安い料理酒は、酒として飲めないように2%前後の食塩を加えて

酒税法の適用対象外としているものが一般的です。これは安くすると同時に酒類販売免許

を持たない小売店でも売れるようにしたものです。しかし、そういう料理酒だけでなく、

塩を加えていない「料理専用清酒」というものがあります。

「料理専用酒」は、酒税法上はそのまま飲める清酒と同じ扱いですが、料理専用としてア

ミノ酸や有機酸などのうまみ成分が多くなるように醸造したものです。

清酒は、いわゆる淡麗辛口のものほどアミノ酸類が少ないので、料理にはあまり向いてい

ないといえます。料理専用清酒がない場合は、吟醸酒のような高価な酒よりも、ごく普通

の純米酒を使ったほうが効果的です。

でも極端に安いいわゆる合成清酒は避けたほうがいいでしょう。





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