芽ひじきと長ひじき

ひじきを買いにスーパーに行くと、芽ひじきと長ひじきがありました。この時は、ひじきに種類があるとは思っていなかったのどっちを買ったらいいのか迷いました。その時は、とりあえず価格の安い芽ひじきを買いました。それを使って美味しいひじき煮のできあがり。



上田家ひじき
上田家ひじき / gaku.



では芽ひじきと長ひじきの違いはなんでしょう。それは、ひじきの部分の違いです。
芽ひじきは、ひじきの葉の部分でやわらかく口当たりの良い食感です。水でも戻すのも長ひじきより短時間で済みます。
長ひじきは「茎ひじき」とも呼ばれ、その名前の通りひじきの茎の部分です。芽ひじきより歯ごたえのある食感で水に戻すのも少し時間がかかります。



1本のひじきの原藻から芽ひじきが80%、長ひじきが20%の割合で採れるそうです。国内流通の国産品はすべて天然物で、韓国や中国産の物は養殖であることが多くなっています。ひじきの国内流通は、国産品が約2割でその他は韓国や中国産です。



芽ひじきを使うか長ひじきを使うかは好みで選んで良いと思います。食感が欲しい人は長ひじきが良さそうですし、見た目を選ぶなら芽ひじきを使うなどいろいろ試してみてください。ひじきはカルシウムが豊富で、約半分が食物繊維、鉄分も豊富で貧血気味の方にもうれしい食品です。ぜひ一度ひじき料理をチャレンジしてみてください。




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