焼き麩の種類

寒くなってきたので食事の時の汁ものは体が温まっていいですね。私の家ではお味噌汁には焼き麩は入っていませんが、たまに外食でおみそ汁などを食べた時、麩が入っているととてもおいしく感じます。でも、焼き麩もいろいろな名前や種類があります。なのでちょこっと調べてみました。


Kuruma Fu くるま麩
Kuruma Fu くるま麩 / jetalone

一般に売られているされている焼麩は、その焼成加工方法の違いによって、ガスにて直火で焼成・電熱オーブンで焼成・型に入れて焼成の3種類に分けることができます 。


直火で焼成したもの
ガスの直火で焼くため、表皮の焼色が強く、こげ茶色で艶が無い。特徴は、生地を棒に巻きつけて、回転させながら焼く。肉厚が薄くても中心が棒を抜いた後のドーナツ状の空洞がある。

車麩…北陸・新潟地方の雪国の特産
   棒に1巻用・3巻用・4巻用があり、1回巻く毎に焼き、バームクーヘン状になる。

庄内麩…山形・秋田の日本海側が特産。
   棒に1回巻で焼き、筒状になったもの、また、板状を更に半分に折り込み数ミリにきざみ、松葉状にしたものがある。


電熱おオーブンで焼成
水を散布するため、表皮は薄く艶があり、焦げ目はキツネ色で、出来上がり品は軽く、一杯に膨張しているので形・大きさに若干の不揃いが生じる。

観世麩……径が40±5ミリと大きく、中に渦巻き模様が入っている。全国地域で生産。味噌汁・酢の物・煮物・鍋物・ラーメンなどに使われるかんぜ麩・寒世麩・うず麩は同類である。

小町麩……白くて、輪切り・斜め切りがあり、径も20±10mmと巾がある。全国地域で生産。味噌汁・酢の物・ラーメンなどに使われる。まる麩・切り麩・おつゆ麩・やき麩は総て小町麩類。

白玉麩……白くて、球形状のものを指すが、大きさ・細工の仕方で地方での呼び名が違う。例えば、球形状が鶏卵ぐらいを「もち麩」、球形状がビー玉までを「あられ麩」、球形状が米粒から小豆くらいまでを「魚子麩」などである。

竹輪麩……棒に生地を細く長く1回巻で焼き、径が20~25ミリで穴があるのが特徴。全国地域で生産。煮物・鍋物・ラーメンなどに使われる。

宝 麩……細工として中に渦巻きを施してあり、径が20~25ミリあるのが特徴。全国地域で生産。味噌汁・酢の物・ラーメンなどに使われる。

たまご麩…全体的に薄い黄色で、径が20~25ミリ。全国地域で生産。味噌汁・ラーメン・酢の物などに使われる。

型に入れて焼成
型釜に入れて焼くので、型の原型に従ってできあがる。膨張を型で押さえられるので表皮は割合に堅く、切断面は目がつまっていて、焼き色はほとんどない。サイズは、一般的に、切断巾6ミリ、径は14~20ミリと
割と小粒である。全国地 域で生産。茶碗蒸・味噌汁・吸い物・ラーメン・サラダなどに使われる。

紅梅花麩・もみじ麩・梅松竹麩・花麩・星の麩・ハート麩・てまり麩 など

参考サイト:常陸屋本舗さん

いりいろとありますね。見た目の華やかさや食感など種類がたくさんあるので、たくさん試しながら入れると飽きずに楽しい食事になるかもしれませんね。




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