白ゴマ・黒ゴマ・金ゴマの違い

スーパーなどで売られているごまには、外皮の色の異なる「白ごま」「黒ごま」「金ごま」があります。みなさんはこのごまの違いをご存じですか。私は、あまり考えもせず色が違うだけなのだと思っていました。はずれているわけではありませんでしたが、それぞれ違いがあり料理にいかせていただければと思います。



ゴマスリつかれた / hirotomo


「白ごま」「黒ごま」「金ごま」は種皮の色の違いにより分けられた呼び方で、品種による分類ではありません。なぜなら、ゴマの品種は約3000種以上あると言われているからです。
基本的な栄養はほとんど変わりませんが、香りと色などに若干の違いがあります。それぞれの特徴を知ればお料理やデザート作りの腕もぐんとあがると思います。

白ごま
白ごまは、一般的にソフトな風味で、ほのかな甘味があり控えめな味で素材の風味を生かす和食に多く用いられています。ごま豆腐や白和え、ドレッシングやつけだれ、和え物などにもよく合います。


黒ごま
黒ごまは、香りが強くコクがあって、個性的で独特な風味のゴマです。ごま塩にして赤飯にかけたり、最近ではごまプリンなどに加工されているのも人気ですね。


金ごま
金ごまは、ゴマの中では一番うまみや香りが高が特徴です。煮物やきんぴらなどに最適で、懐石料理などで多く使われ、今でも高級料亭などで人気があるということです。



ゴマの特性や調理の仕方、味や見た目の好みなどに合わせて白、黒、金を使い分けることができるようになると、料理も楽しくなりそうですね。



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