エンドウ豆には、実である豆を食べる「実えんどう」と豆が大きくなる前に若取りし、さやごと食べる絹さやなどの「サヤエンドウ」があります。どちらも、エンドウ豆なのですが、熟してから豆として収穫するのか、まだ若いさやの状態で、中の豆がある程度膨らんで柔らかい豆の状態で収穫するのか、そして、完全に若いさやの状態で、さやごと食べられる時期にに若採りするのか「ウスイエンドウ」や「グリーンピース」、「サヤエンドウ」など種類によって違いがあります。果物のなしでたとえて言うと、梨という果物に20世紀や幸水、豊水という種類があるようにエンドウ豆にもウスイエンドウ、サヤエンドウ、グリーンピースという種類があるという感じです。何となくわかったでしょうか。
サヤエンドウ
絹さや

絹さやとベーコンのバター炒め / dreamcat115
中の種子(マメ)が 大きくならない内に収穫してサヤご と食べます。
スナップエンドウ
グリーンピースの改良品種で、豆が成長して大きくなってもサヤが硬くならず、サヤごと食べられるものです。甘みがあり、ぱりっとした食感が楽しめます。
ウスイエンドウ
未成熟の実を食べる「実えんどう」の一種で、グリーンピースの改良品種です。グリーンピースと比べて皮が薄く青臭さも少ないのが特徴です。春から初夏にかけての旬の時期になると、関西ではこのウスイエンドウで豆ごはん炊く家庭が多いです。
グリーンピース

グリーンピース剥いた 手が青臭い。 / akaganesaru実エンドウで缶詰や冷凍食品で良く見かけられます。たまに、さやに入ったままで売られているものもあります。
あまり細かいことは気にしないでどれがどのようにして食べるのか分かっているだけでいいと思います。もし興味を持ってもらえれば、レシピをを調べて料理してみてください。